電子工作マガジン2024春号にて、
「ラズパイとNode-RED でジオラマのLED 電飾を制御する パート1」
の記事を書きました。
紙面の都合のため、図が小さくて見難い箇所がありますので、このページにて補足したいと思います。
なお、記事の詳細や製作方法は、本誌をご参照してください。
システムの全体像 無線LANを使ってスマホの画面からビルのLEDを制御
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/06ed00d6d38836d279338af36b79cf72-1024x768.jpg)
システムの構成
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/57fac9ad9a1f643a650bb6b900876bae-1024x683.jpg)
マイコンは、無線LANに対応したラズパイZreo2Wを使用し、ソフトウェアは、Node-Redを使用して、LEDを制御しています。Node-Redのダッシュボード機能を使い、スマホなどのWEBブラウザから制御します。
紙面上では、実体配線図が小さく分かりにくいので、下記に貼っておきます。
実体配線図
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/45bb2c4d9cdfa8174de9f01155164a8d-1024x683.jpg)
※これは、試作用で、実際にはLEDの線を引き出してビルの模型に組み込みます。
ビルは8F建てで、各階8個のLEDを取り付けています。各階ごとに個別にオンオフすることもできますが、紙面では3系統に分けての制御にしています。
LEDは、自作のLED照明も使えますが、KATOから販売されているジャストプラグシステムのLEDを使うと楽に工作ができます。
記事で使用したジャストプラグシステムのシーリングライト(オレンジ)
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/1c2b78bc691272f8c2efc8aec3a7d03e-1024x683.jpg)
両面テープが付いているので、ビルの模型の天井部分に簡単に貼ることができます。
LEDの点灯試験
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/28d0cc12a3ccb5a3e1d67fca7a03c845-1024x768.jpg)
ビルの天井にLEDを貼っています。電線は、下の穴から出して、ラズパイ側の駆動回路に接続しています。
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/1a9329231de7e0230d05fa5f40fbefaa-1024x768.jpg)
カトー(KATO)のジオタウンシリーズ Nゲージ ブランドビル1 23-438 にLEDを組み込む
このビルのストラクチャーは、8階建てのビルの模型で、各階ごとに作り分けれています。
天井板(床)は取り外し可能であるため、ばらして天井にLEDを貼り付けることができます。
動作試験中の本システム
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/6d360732809d34a8fd948d7e5cb3182a-1024x768.jpg)
1-2階系統と5-8階系統のLEDをオンした状態
このようにスマホのWEBブラウザ画面より、3系統でのLEDをオン・オフできます。
![](http://triangle-ele.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/bd331cc45b89a253ef5e147a85857ecf-1024x683.jpg)
詳しく内容は、電子工作マガジン2024春号をご覧ください。また、Node-Redのソフトウェアは、電子工作マガジンのHPからダウンロードできます。