共立電子 WP-7608BHの特性を簡易測定

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ネットワークオーディオのノイズ混入実験
ネットワークオーディオのノイズ混入実験

日経ネットワーク誌2013年8月号で、ネットワークオーディオのノイズ混入実験
の記事を執筆しました。同記事ではシールド付のLANケーブル(通称STPケーブル)を、片方のコネクタをアースに落とさない場合、無線LANのノイズを拾うことを実験で、検証しました。

PINGコマンドで定期的に、無線LANアクセスポイントからフレーム(無線電波)を出しています。
すると、無線LANアクセスポイントからの電磁ノイズが、不適切な使い方をしているカテゴリ7(ほんと??)LANケーブルのシールドラインに載り、ネットワークオーディオプレーヤーからPINGに合わせてピッ、ピッと雑音が出ることを、実験で確認しました。
なお、カテゴリ7?ケーブルは、STPタイプのケーブルで、両端をアースに落とす必要がありますが、この実験では、片方をSTP未対応のJJコネクタで延長しています。要はSTPのシールド線がJJコネクタの部分で途切れており、浮いています。もう片方は、ネットワークオーディオプレーヤーにつないており、その口はSTPに対応していますので、STPのシールド線はGNDに落ちています。片方はGND、片方は浮いていますので、見事にアンテナの役目をして、無線LANアクセスポイントからの電磁ノイズを拾っているものと考えられます。ここでは、あえてJJを使っていますが、家庭用のブロードバンドルータの多くはSTPに未対応ですので、同じような
現象が発生する可能性があります。


ケーブルを、100円のUTPケーブルに代えると、現象は収まりました。

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電子工作マガジン19号掲載 500円スピーカー
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