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2021 小・中・高 プログラミング教育の展望

大阪・日本橋でんでんタウン  ロボット連絡会  2021年1月例会にて発表した資料を、スライドシェアにアップしました。

ロボット連絡会 2021年1月例会
今月のテーマ 「2021 プログラミング教育 実際のところどうやねん!」
小・中・高 プログラミング教育の展望

 プログラミング教育の充実は、2020年から小学校で始まっていますが、2021年度からは、中学校で拡充されます。その先には高等学校の科目「情報」が、情報Ⅰ(全員必修科目)と情報Ⅱ(選択)に拡充され、大学入試にも情報科目が検討されています。

 大学入試の情報科目については、様々な意見が出ていますが、ここでは、学生を受け入れる大学や専門学校の視点で考えてみたいと思います。

高校で新設される情報Ⅱには、 必修科目の情報Ⅰの応用として 情報システムとプログラミングなどに加え  、データの分析や一般的にAIとか呼ばれている機械学習が含まれています。詳しくは、 以下の第3章の項目を、見てください。
今どき(2021年初頭)の、データサイエンス や機械学習 を学んだ方なら、「あ~、やったやった」と思う内容が並んでいます。

第3章 情報とデータサイエンス
• 学習11 データと関係データベース
• 学習12 大量のデータの収集と整理整形
• 学習13 重回帰分析とモデルの決定
• 学習14 主成分分析による次元削減
• 学習15 分類による予測
• 学習16 クラスタリングによる分類
• 学習17 ニューラルネットワークとその仕組み
• 学習18 テキストマイニングと画像認識


高校で情報系の学習レベルがアップすると、大学等のカリキュラムも 上げていく必要があります。 いまや、情報系以外の学部でもIT技術の習熟カリキュラムをもつ大学が増えています。高校の情報Ⅱで、機械学習やデータマイニングを学ぶ人も出てくる 訳ですから、大学や専門学校のAIと呼ばれる授業にてMNIST ※1 のデータを使って手書き数字認識…とかアヤメの分類※2とか、どこでもやってそうなカリキュラムだけで お茶を濁していたら、優秀な学生が入ってこないことになりそうです。もっともっと 攻めた、魅力的なカリキュラムと実習環境を今のうちから良く考える必要がありますね。
※1  機械学習 の入門でよく使う、手書きの数字のデータのあつまり
  機械学習を勉強するときに、これを使って実習することが多い
※2 これも 機械学習 入門の定番

※3月27日 動画を公開しました↓

ソフト産業プラザTEQSにて、オンラインセミナー開講しています

 大阪・南港ATC ソフト産業プラザTEQS(旧称:イメディオ)にて、オンラインセミナー開講しています。詳細は、以下のリンクからお願いいたします。

[収録配信]ラズパイによるWebスクレイピングのIoT活用入門

[収録配信]ラズパイによるWebスクレイピングのIoT活用入門
http://ptix.at/t3ncXL


GPSモジュール×Raspberry Pi

[収録配信]GPSモジュール×Raspberry Piで学ぶ位置情報のしくみと活用法
https://raspberry.peatix.com/

その他の、オンラインセミナーの開催を進めております。
最新情報は、
ソフト産業プラザTEQS(旧称:イメディオ)のイベントページhttps://aidor.peatix.com/  
をご参照ください。


ネットワークオーディオの光LAN接続について

 最近、ネットワークオーディオで光LANを使用することが、流行っているようです。それで、在る方から、「マルチモード光ファイバ(MMF)と、シングルモード光ファイバ(SMF)、どちらが、音が良い?」とのご質問を受けました。どうやら、オーディオ雑誌に、シングルモードの方が、音が良い的なことが書いてあったそうです。

 たしかに、光の伝搬モードが単一になるシングルモードの方が、信号の伝搬が良く、伝送パルスの波形もきれいかと思いますが、あくまで、これは、イーサネットLANのレイヤ1(物理層)の話。TCP/IPを用いたネットワークオーディオの場合、LANケーブルや光ファイバで伝送した0と1のデータを、そのままAD変換して、アナログに戻すわけではありません。ネットワークオーディオプレーヤーでは、受信したイーサネットフレーム(パケット)から、IPパケットを取り出し、さらにそれからTCPパケットを取り出し、そのペイロードである音声データをバッファメモリに蓄積します。後は、ネットワークオーディオプレーヤーが一定の周期で音声データを読み出し、DAコンバータに入れることにより、アナログに変換されます。そのため、光ファイバの物理的な信号の波形の乱れが、直接的な音質の変化に現れることは、無いと考えられます。

 と言っても、理屈道理にいかない面があるのも、オーディオの面白いところです。ちなみに、当方、ネットワークオーディオは過去にやっていましたが、光接続は試したことがありません。マルチモードとシングルモードの比較も興味深いところではあります。やってみたら、何かの違いがあるかもしれません。

 なお、シングルモードの光ファイバを使う場合の注意点として、ある程度の長さが無いと、シングルモードの光ファイバでもマルチモードの伝搬が残るので、シングルモードの利点が生かせない点です。これは、シングルモードファイバでも、光の入り口近くでは、マルチモードの伝搬モードが存在するからです。ケーブルの端からの距離が長くなるにつれて、マルチモードの伝搬モードが減衰して徐々に消滅し、結果的にシングルモードだけになるわけで、ケーブルが短いと、シングルモードを用いても、マルチモードの伝搬が残る可能性も考えられます。そのため、0.5mとかの短いケーブルで、接続する場合は注意が必要です。このあたり、「ケーブルは短い方が良い」という、(アナログ)オーディオの常識とは異なりますので、注意すべき点かと考えます(使用するケーブルの特性を確認する必要がありそうです)。

あと、光LANの使用時の注意事項です

 光LANを使うときは、電源が入っている状態で、決してSCなどの光コネクタを覗かないでください。光のイーサネットLANで使っている波長は、赤外線で、肉眼ではみえません。光ってなくて、正解です。直視すると、目に大きなダメージを与える可能性があります(最悪、長期の障害や失明など)。文章で説明するより、下の絵を見て頂いた方が、わかりやすいので、貼っておきます。(昔に書いたオーム社の雑誌記事の連載用に、イラストレータに描いていただいた絵の、使いまわしです。)

光コネクタ注意事項  
覗いたらダメ!
光イーサネットLANのコネクタを覗いては危険!

 知らないと、以外と、やってしまうので、十分にご注意いただき、危険のないようにしてください。(特に、長距離用のメディアコンバータの場合は、光の送出パワーが強い場合があるので、注意が必要です)。

「テレワーク改善の勘所」執筆しました

久しぶり日経ネットワークで記事 
2020年7月号 「ネットワークのボトルネックを解消 テレワーク改善の勘所」
を書きました。

日経ネットワーク2020年7月号


特集2 ネットワークのボトルネックを解消  
テレワーク改善の勘所  

Part1 
テレワークのネットワーク
ネットワークを4つに分けてボトルネックを探す

Part2 
テレワークの改善点
サービス変更や契約見直しで不満を解消


また、WEB上では、日経クロステックにて公開されています。会員登録されている方、良かったら見てください。(クロステック有料会員限定公開です。)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nnw/18/061800087/

「Zoom時代の在宅ワーク・学習のネットワーク環境とトラブルシューティング」

このページは、上記タイトルのセミナー ダイジェスト版です

※2021年3月 上記セミナのダイジェスト動画を再公開しました↓

 コロナ禍でリアルな集合型セミナーが開催できなくなり、この3月から、クラウドTV会議システムのZoomやCisco Webex Meetingsを用いたオンラインのセミナーを始めています。しかしながら、新人研修などで、数十名の受講者に対して講座を行うと、トラブルもよく発生します。これには、配信側が原因となるトラブルもありますが、受講者側の問題によるトラブルも数多くあります。トラブルの現象としましては、音声(音が 切れる・音が変)や動画(画像が乱れる、カクカク感が激しい)、画面共有が不安定など多くのパターンがあります。

 配信側のトラブル は、 配信側の システム環境やネットワーク環境の整備や運用の工夫で対応できます。しかしながら、受講者側の在宅ワーク環境におけるトラブルは、ネットワークやシステムの 環境 が、多種多様であり、 トラブルシューティング (原因の特定とその対応)が難しい面があります。

在宅ワーク・在宅学習には、さまざまなネットワーク環境がある

 一口で、在宅ワーク・学習と言っても、下図のように様々なインターネット接続方法があり、また、家庭内のネットワーク環境とその運用状況、さらには各個人の端末(パソコンやスマホ、タブレット端末など)のシステムも様々です。

在宅ワーク・在宅学習の様々なネットワーク環境

 4Gのモバイル通信網(LTEやWiMAX)を使って、スマホやタブレット端末、パソコンを直接接続する場合は、基地局からの電波が十分な強さであれば、トラブルは少ないかと考えられます。 (基地局や4Gのバックボーン回線が大きく混雑している場合や、障害が発生している場合は別ですが。) サービスエリア外や電波が極端に弱い場合は接続できませんが、ユーザ側では、電波の状態が良い場所に移動するなどしか改善する手段はありません。(少なくとも、サービスを購入しているので、通信事業者にクレームをつけて、改善してもらうことはできるかと思います。)

無線LAN(WiFi)ネット接続する場合の、よくあるトラブル

 難しいのが、家庭内のネットワーク環境に無線LANを使っている場合のトラブルです。特に、自宅までは高速な(はずの)光ブロードバンドサービスで接続していても、家庭内の無線LAN(WiFi)で帯域(使用できる回線速度)が落ちたり、回線が切れるなどのトラブルがよくあります。一口で無線LANと言っても、 使用している電波には、2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があり、それそれ特徴あります。

無線LANの電波  2.4GHz帯と5GHz帯の特徴


 無線LAN(WiFi) は、パソコンなどの子機がアクセスポイント(無線LANの親機) から離れていたり、また1階から2階へなど階が違ったりする場合、子機が受信する電波が 弱く なり(アンテナのマークが弱) 、それが原因となり、ネットが遅い、切れるなどのトラブルがよく発生します。この場合は、子機の使用場所を変える運用や、アクセスポイント の増設、無線LANの中継器 の設置などの方法で対処できることが多いです。

 厄介なのは、 電波が強い(アンテナのマークが強)表示でのトラブルです。この場合は、アクセスポイント(親機)が使用している電波のチャネル( 周波数 )の混雑や、他の機器による電波の干渉によるトラブルです。アクセスポイントが使用している電波のチャネルが混雑すると、ひとりのユーザが使用できる帯域が減り、スループット(体感的な通信速度)の低下がおきます。酷い場合には回線が切れたりする場合もあります。また、アクセスポイントのチャネル設定が自動の場合や、自動的に混雑しているチャネルから、別のチャネルに移動する機能が有効な場合、使用しているチャネルが頻繁に変わって、切れたり繋がったりを繰り返す現象が発生する場合があります。そのような、電波の混雑によるトラブルは、使用している電波の可視化(見える化)を行い、空いているチャネルに移行する、または比較的空いている5GHz帯の無線LANに移行する必要があります。 無線LANの電波の可視化ツール(アプリ)には、パソコンで動作するものやスマホで動作するものがあます。

無線LANツールの画面の例(Windows用のアプリ inSSIDer

 上記の例では、2.4GHz帯の全体にわたって無線LANが使用しており、全体的に混雑している状態です。このような状態で、同じチャネルを使う無線LAN(自宅と他の無線LAN)を同時に使うと、双方の無線LANに遅くなるなどの影響が出ます。特に、大きいデータのダウンロードやオンラインの動画サービス(オンデマンド・ビデオ) などの再生を行うと、無線の混雑がはげしくなり、他方に大きな影響を与えやすくなります(なお同時に使わなければ、大きな影響は出ません)。この場合は、混雑している 2.4GHz帯から、比較的空いている5GHz帯の無線LANへ移行することをお勧めします。なお、すでにお使いのアクセスポイント(親機)に5GHz帯の無線LANの機能がある場合は、それを試してみてください(SSIDに xxx5Gとか、5とか5Gが付いていることが多い)。

 また、2.4GHzの場合は、無線LAN以外の電波を使う機器との干渉によるトラブルもよくあります。↓のスライドを参考にしてください。

無線LANのトラブル対策

家庭内では電子レンジの使用に注意

2.4GHz帯の場合、 特に、家庭内では電子レンジの使用に注意が必要です。電子レンジを使用すると、中から2.4GHz帯の 電波が洩れます。そのため、その漏れた電波が同じ 2.4GHz帯の電波を使う、無線LANに大きな影響を与えます。そのため、速度の低下や、切れるなどのトラブルが発生しやすくなります。

↓は、電子レンジから漏れる2.4GHz帯の電波を、簡易測定器で調べた例です。


電子レンジから漏れる2.4GHz帯の電波を、簡易測定器で調べる(電子レンジ使用前)

電子レンジ動作中  多くの電波が出ている。(上の波は、電波のピーク値)

有線LANが安定

 無線LANは、目には見えない電波を扱うだけに、電波の混雑や干渉がわかりにくく、それが原因となるトラブルも多く発生します。ビジネスで使う場合や、大事な在宅学習の場合は、無線LANよりも安定している有線LAN(イーサネットLAN)の使用をお勧めします。最近では、1Gbpsの速度を持つ1000BASE-T対応のスイッチングハブ(L2スイッチ)でも、数千円の機種もありますので、それらを活用して、有線LANで家庭内のネットワーク環境を構築すると、安くて、確実な対策が取ることができます。

有線LAN(イーサネットLAN)を活用しよう

なお、LANの口(RJ45コネクタ)を内蔵していないスマホやタブレット端末などの場合は、別途、有線LANのアダプター等が必要です。

家庭内での帯域の取り合いも原因に

 また、家庭内でも、在宅ワークや在宅学習と同時に高精細のオンラインの動画サービスを閲覧すると、その影響により帯域不足になり、影響が出る場合もあります。また、最近では、ネットゲームでも、ダウンロードなどで大きな帯域を使う場合もあります。これらの場合には、家族のだれかが 在宅ワークや在宅学習中の間は、家族内で調整を行うなどの運用の工夫が有効効果かと思います。

在宅ワーク、学習のトラブルには、これ以外の家庭内のネットワーク環境の問題やシステム(パソコンや端末)の問題もありますが、ここでは、トラブルの原因になりやすい無線LANを中心に解説を行いました。

なお、個別のセミナー等の開催も承っておりますので、問い合わせフォームよりお問い合わせ頂けましたら、幸いでございます。

工場IoT向け無線技術セミナー、オンラインで開催します

当初、従来の聴講スタイルのセミナーでしたが、昨今のコロナ禍でオンラインのセミナーとしての開催に変わりました。

工場IoT向け無線技術の基礎と効果的な活用ポイント <オンラインセミナー>

~ 電波と無線通信の基礎、IoT向け2.4GHz帯・5GHz帯・920MHz帯(LPWA)の特徴・干渉・制約および活用事例 ~

・工場、生産ラインで使われる各種無線の特徴やメリット・デメリットを学び、用途に合わせた選定・活用に活かすための講座!

・IoT向き無線の各種通信方式の特徴や干渉などの課題と対応策を学び、通信容量・速度・範囲などの用途・目的に合わせた無線化に活かそう!

【内容】
・IoT向き無線の各種通信方式の特徴や干渉などの課題と対応策を学び、通信容量・速度・範囲などの用途・目的に合わせた無線化に活かそう!
1.無線通信の基礎
  (1).電波の基礎知識
  (2).IoTで良く使われる無線の概要
2.2.4GHz帯を使う無線と課題・対応
  (1).2.4GHz帯を使う通信機器と他の機器  
  (2).無線LANの混雑と他の無線への影響
3.5GHz帯を使う無線と課題・対応
  (1).IEEE802.11a/ac無線LAN
  (2).各種レーダ波との干渉とDFS(Dynamic Frequency Selection)の影響
4.920MHz帯を使う無線と課題・対応
  (1).LPWAの特徴
  (2).Lora・LoraWAN
  (3).sigfox
5.電波の可視化とトラブルシューティングの概要
  (1).電波の可視化
  (2).トラブルシューティングツール
6.電波と省電力機能
  (1).スリープモードの活用
  (2).通信の方向(上り・下り)と省電力
  (3).通信の頻度と省電力
  (4).電波の受信状態と省電力
7.IoT向け無線の今後
  (1).5G時代の無線技術
  (2).乱立するIoT向け無線と淘汰
  (3).変化が激しい分野における設計の留意点
8.各種無線と用途
  (1).無線LAN、BLE、ZigBee、各種LPWA、各種セルラー系
       に合う用途、合わない用途
  (2).各種無線の活用事例


開催 2020年06月15日(月) 10:30 ~ 17:30

詳細は、株式会社日本テクノセンターのホームページ
https://www.j-techno.co.jp/seminar/seminar-36509/
からお願いいたします。



コンピュータを使わない「プログラミング教育」

令和2年2月22日(土)に、「コンピュータなんかをつかわへん、プログラミング教育」と題したセミナーを、大阪市内・上町で行います。 今回は、スポンサーとかの、しがらみのないプライベートなセミナーですので、自分が思うことを好き存分に、お話しさせていただきます。因みに、コンピュータを使った実機のプログラミング教育を否定するものではなく、それ以前に、身の回りで行える
「プログラミング的なこと」の実践をご提案する話です。
 場所は、ハーティネス上町カフェ(玉造駅または谷町六丁目駅下車)。セミナーは無料ですが、カフェをお借りしますので、会場費として、1000円(ワンドリンク付き)のご負担をお願い致します。なお、当セミナーがご好評であれば、月一回のペースで、「コンピュータを使わないプログラミング教育&チコちゃんに質問されても困らない、コンピュータの仕組み」のセミナーを実施してきたいと考えております。

セミナー概要

この4月から、プログラミング教育が小学校で必修化されることにより、義務教育でのプログラミング学習が注目されています。しかしながら、学校や塾などの教育現場でプログラミング教育ってどうすればいいのか?また、家庭で子ども達にどうやって教えればよいのか?子供向けのプログラミング教室は、たくさんあるけど、どのような教室や塾がいいのか? ・・・などの、不安や困惑を抱かれる先生や親御さんも多いかと存じます。そもそも、「プログラミング教育って、コンピュータを使わなくてはならない」と言う先入観が、「プログラミング教育」を誤解させる要因となっています。じゃ、コンピュータとかコンピュータみたいな感じの教材を使用せずに、子どもたちにどうやったら「プログラミング的思想」を教えることができるのか?と、疑問に感じる方も多いかと思います。そこで、当セミナーでは、子どもたちが大人になったときに求められるスキルと、それに向けたコンピュータを使わずに「プログラミング的思考」を育てる方法、その後のステップとしての、実際のコンピュータを使ったプログラミング教育などに、ついてお話しさせて頂きます。

日時 2020年2月22日 土曜日 14:00~17:00

開催場所  ハーティネス上町カフェ  https://hnplan.jp/
アクセス
    大阪メトロ長堀鶴見緑地線 玉造駅1番出口より徒歩約4分
   大阪メトロ長堀鶴見緑地線 谷町六丁目駅7番出口より徒歩約8分
   JR環状線玉造駅(JR)出口より西へ徒歩約9分
   18・85系統 清水谷高校前バス停前
   

参考方法  久保幸夫まで、SNSやメールで、もしくは
お問い合わせフォーム からご連絡ください。

FBのユーザの方は、以下からお願い致します。


https://www.facebook.com/events/2491351927748399/

                     QRコード>>

製造業のIoT「超」入門 ~IoTで何ができるか、どこからどう始めるか?~ 

セミナー開催します
(2019年 12月 10日    日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム  にて)

取り組みたいけど、そもそも何から始めたらいいのか?」
「いきなりIoT仕様のビジネスモデルに変更するのは無理!」

本セミナーではIoTとは?の基礎の部分はもちろん、ビッグデータ・AI・5Gとの関係、製造業のためのIoTの解説、さらにデモ実演をお見せしながら“身の丈にあったIoT構築方法”と“自社導入のヒント”を学ぶことができるIoT初心者向けのセミナーです!
このセミナー通じて、IoTに関する基本的な知識を整理し、自社の業務にどう活用できるかのヒントを得ていただき、自社が時代に取り残されない、負けないための技術をお持ち帰りください。

パンプレット ↓
https://corp.nikkan.co.jp/uploads/seminar/file2_3215.pdf

セミナー内容

1 IoTとは?
  ・IoTとは?
  ・M2Mとどう違う
  ・ビッグデータやA(I 人工知能)、5Gとの関わりは?
  ・インダストリー4.0とは?
 2 製造業のIoT
  ・製造業のIoTの特徴
  ・一般的なIoTと製造業のIoT、何が違う?
  ・製造業のIoTの事例
  ・製造業のIoTの目的-何をやるか?何が変わるか? 
  ・ホントの成功事例は“社外秘密”
  ・後付けIoTと理想
 3 IoTの理想と現実
  ・大手企業のIoTと中小企業のIoTは違う
  ・海外の成功事例は“まゆつばモノ”かも?
  ・カイゼン活動が進んだ現場では、効果が出にくい?
  ・現場不在のIoTの落とし穴
  ・データは多いほど良い?それほんと?
  ・I Tベンダは、データが多いほど儲かる
  ・“濃いデータ”を少なく集めよう
  ・現場(フィールド)を知らない専門家に注意
  ・“IoTの無線電波”には、落とし穴がいっぱい
  ・工場内は、有線の通信向き
  ・省電力性よりも耐環境性と信頼性 
 4 小さなIoTから、はじめよう
  ・IoTの成熟度とビジネス
  ・いきなり、ビジネスモデルなんて変更できない
  ・無理をせず、後付けIoTからはじめよう
  ・まずは、カイゼンの延長で、今困っている、小さな課題から
  ・人手不足対策やポカミス、安全管理など身近な課題
  ・小さなIoTを実現するためのツールとデバイス
 5 これだけは、知っておきたいIoTの用語
  ・IoTの開発ツールの例・IoT向けの無線と通信
  ・クラウドサービス
  ・デバイス
  ・センサとアクチュエータ
 6“ 小さなIoT”の構築方法(デモによる実演を含む)
  ・PLCを使ったIoTセンシングの事例  
     ラダー図とグラフィカルなIoTツールで作るシンプルIoTの構築方法の解説
  ◇デモを行うシステムの概要
    センサやスイッチ、接点情報をイーサネット対応PLCで取り込み、Modbus TCP※1使用して PCに接続。
    PC上で稼働するNode-RED※2 で情報を受信し、ユーザのPCやスマホにWEB画面やメールを使って通知するシステム。  ※1 Modbus TCP 産業用イーサネットの一種で、Modbusのメッセージング通信をイーサネットLANおよび TCP/IP上で実装したもの。
  ※2 Node-RED プログラミング言語を使わないグラフィカルなIoT構築ツール
  ・その他の製造業向け“小さなIoT”の構築ツールの紹介
 7 IoTの進め方
  ・まずは小さなプロトタイプを
  ・変化が激しい分野、大きく変わることを前提に
  ・後付けIoTから本格的なIoTに 
  ・出てきたアイデアを育てよう
  ・イノベーションの芽を摘まないように

2019年 12月 10日(火)10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
詳しくはこちら↓

https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/3215

STM32マイコンのオープンセミナー開催します。

久々に、STM32マイコンのハンズオン型オープンセミナーを、
大阪南港・ソフト産業プラザ TEQSさんでやります。
2019年8月1日(木) ・8日(木) 2日間

STM32マイコン


そろそろ、Arduinoを卒業したいと感じている方、
本格的にARMマイコンを弄ってみたい方向けの講座です。

ハンズオンで使うARMマイコンは、STM32 NUCLEO-L152REです。

 https://www.stmcu.jp/design/hwdevelop/nucleo/51854/

詳しくは下記リンクまで
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=28660&fbclid=IwAR0ylhelz5W40iIsS1cGwrEQ5ELYvDgCb-pwaHjf8nKomhpRl3wBzsV9Qvo


ネットワークなんでも実験室 連載終了 

 長らく日経NETWORK(日経ネットワーク)誌にて、執筆していました連載記事、「LANからクラウドまで ネットワークなんでも実験室」が平成31年5月号にて、終了しました。本連載は、2003年4月号から2005年3月号の「新・ネットワーク実験室 」および、その後の2005年4月号から2006年9月号の「こちらヘルプデスクです」にルーツを持ちます。当時は、水岡氏、出口氏の三人の共著でした。2006年10月号から単著となり、「ガンバレ!駆け出しネット・マネージャ」を経て、2007年10月号から、現行の「ネットワークなんでも実験室」」となりました。
 12年弱、共著時代も入れると16年の長きにわたって、ご愛顧いただきありがとうございました。

備忘録として 以下に、各回のタイトルを列挙しておきます。

1            2007/10月号       “より”のないペア・ケーブルで接続したら通信できる?

2            2007/11月号       同一LAN上に同じMACアドレスのパソコンがあると,通信はどうなる?

3            2007/12月号       同じMACアドレスのパソコンをスイッチング・ハブでつなぐとどうなる?

4            2008/01月号       コリジョンは本当に起こるのか?フレームの衝突現場を押さえろ!

5            2008/02月号       NICを2枚挿したパソコンをルーターとして活用せよ!

6            2008/03月号       パケットの中身をチェックしてルーターの役割を探れ!

7            2008/04月号       キャプチャ・ソフトを利用して他のパソコンのパケットを取り込む

8            2008/05月号       キャプチャ・ソフトによりメール・パケットの中身を見る

9            2008/06月号       PLCの実効通信速度と電力線配線との関係を調査せよ

10          2008/07月号       IEEE802.11と11gの同時利用が実効速度に及ぼす影響を調査せよ

11          2008/08月号       無線LANの通信方式の違いと電波の届き具合の関係を調査せよ

12          2008/09月号       ギガ・イーサ対応スイッチとLANケーブルの接続性を調べよ

13          2008/10月号       ジャンボ・フレーム利用時のスループットの変化を調査せよ

14          2008/11月号       イーサネットで電力供給するPoEと使うケーブルとの関係を調査せよ

15          2008/12月号       VoIPの通話品質と回線の帯域の関係を調査せよ

16          2009/01月号       VoIPでやりとりするパケットの内容を調査せよ!

17          2009/02月号       無線LANで使う暗号方式WEPの通信を解析せよ

18          2009/03月号       無線LANのWEP通信を解析して暗号文を解読せよ

19          2009/04月号       Windows Vistaマシンをインターネットに接続せよ

20          2009/05月号       IPv6でインターネットに接続し“踊る亀”を見よ

21          2009/06月号       電子レンジが無線LANに与える影響を調べよ!

22          2009/07月号       身の回りの2.4GHz帯を使う機器を徹底調査せよ!

23          2009/08月号       一体どこまで曲げられる?光ファイバの強度を調べよ!

24          2009/09月号       VLANのフレームを キャプチャして弱点を調べよ!

25          2009/10月号       スパニング・ツリーで ブロードキャストの嵐を止めよ!

26          2009/11月号       STP非対応スイッチの混在でブロードキャストの嵐はどうなる?

27          2009/12月号       ネットワーク対応警告灯で何ができるか調査せよ!

28          2010/01月号       フリーのSNMPマネジャーでパソコンを管理せよ!

29          2010/02月号       100BASE−TXの信号をとらえて謎を解け!

30          2010/03月号       クラウドの中にあるサーバーまでの経路を調べよ!

31          2010/04月号       5GHz帯を使う無線LAN 11aと11nを比較せよ!

32          2010/05月号       無線LANを不正利用している 端末を探し出せ!

33          2010/06月号       radikoがリスナーの地域を特定する仕組みを調べよ!

34          2010/07月号       VRRPを使用してルーターを冗長化せよ!

35          2010/08月号       マシン室の扇風機をLAN経由で遠隔制御せよ!

36          2010/09月号       ネットワーク機器の “エコ”モードを調査せよ!

37          2010/10月号       古いパソコンが搭載するOSのイーサネットフレームを調査せよ!

38          2010/11月号       DHCPサーバー/クライアント のシーケンスを調査せよ!

39          2010/12月号       ネットワーク機器のIPアドレスを重複させるとどうなる?

40          2011/01月号       L3スイッチのスタック接続はどこまで冗長化できる?

41          2011/02月号       10Mのリピーターハブ以外を使って パケットをキャプチャーせよ!

42          2011/03月号       短距離無線通信規格「ZigBee」の特性を調査せよ!

43          2011/04月号       新人にも理解できるように ルーターの中身を探れ!

44          2011/05月号       パケットのサイズを変えると 何が起こるのか調査せよ!

45          2011/06月号       ネットワーク機器で 省電力する方法を考えよ!

46          2011/07月号       Wake on LANを使って、リモートでサーバーやパソコンを立ち上げよ!

47          2011/08月号       UPSサービスを使用して UPSなしでサーバーを停止せよ!

48          2011/09月号       データセンター利用時の遅延の影響を調査せよ!

49          2011/10月号       レイヤー2スイッチを使って 安価にパケットキャプチャーせよ!

50          2011/11月号       11nのアンテナの数を減らしてどのくらい速度が遅くなるか調べよ!

51          2011/12月号       無線LANの電波を調べて高速化の秘密を解き明かせ!

52          2012/01月号       Windows 7ネットワークのマップ機能を調査せよ!

53          2012/02月号       HTTPのシーケンスと 受信データの謎を解き明かせ!

54          2012/03月号       不安定なLANケーブルの 原因を調査せよ!

55          2012/04月号       スマートフォンのトラフィックを調査せよ!

56          2012/05月号       スマートフォンがやり取りするパケット量を調査せよ!

57          2012/06月号       スマホとパソコンのアドレスが重複するとどうなるか調べよ!

58          2012/07月号       DHCP/固定IPの混在環境で IPアドレス重複を調査せよ!

59          2012/08月号       BYOD環境で瞬停したときの DHCPへの影響を調査せよ!

60          2012/09月号       Windowsのnetshコマンドでパケットをキャプチャーせよ!

61          2012/10月号       連載5周年記念スペシャル LANケーブルをおさらいせよ!

62          2012/11月号       IPv4とIPv6の環境で pingコマンドの挙動を調べよ!

63          2012/12月号       IPv4接続環境のまま、IPv6インターネットへつなげ!

64          2013/01月号       11ac技術搭載無線LAN機器のスループットを測定せよ!

65          2013/02月号       5GHz帯高速無線LANを3つ同時に使えるようにせよ!

66          2013/03月号       無線LANのチャネルが 勝手に変わる原因を調査せよ!

67          2013/04月号       無線LANのWEP/WPA パスワードを解析せよ!

68          2013/05月号       L2スイッチのLANで 通信を盗聴せよ!

69          2013/06月号       高速なスイッチに交換したら ネットが遅くなった原因を調べよ!

70          2013/07月号       11acドラフトはワガママだ、 という理由を調べよ!

71          2013/08月号       ネットワークオーディオに 雑音が混じる原因を突き止めろ!

72          2013/09月号       ケーブルテスターを使ってLANケーブルの性能を調べよ!

73          2013/10月号       どこからともなくpingを返す、ネットワークのおばけを暴け!

74          2013/11月号       「行き」と「帰り」で経路が 異なるネットワークを実験せよ!

75          2013/12月号       ギガビット時代のパケットキャプチャーのTipsをまとめろ!

76          2014/01月号       DHCPサーバーがなくても動く DLNA機器の怪を探れ!

77          2014/02月号       常識外れ!? TCP上じゃなくて UDP上で動作するHTTPとは?

78          2014/03月号       迷惑千万!?ブロードキャストが機器に与える悪影響を調査せよ!

79          2014/04月号       Wiresharkが謎のエラーを表示する原因を調査せよ!

80          2014/05月号       ネットワーク盗聴者の“しっぽ”を探し出せ!

81          2014/06月号       L2スイッチの振る舞いと MACアドレスの関係を調べよ!

82          2014/07月号       Bluetoothが切れる原因を突き止めろ!

83          2014/08月号       Chromecastのネット技術を徹底調査せよ!

84          2014/09月号       10BASE−Tのリピーターハブでハイレゾ音源を再生できるか?

85          2014/10月号       ワンボードLinuxにSSHで接続せよ!

86          2014/11月号       手作りICMPパケットはpingと同じ動作ができるか?

87          2014/12月号       透過型プロキシでIoTのセキュリティを高めよ!

88          2015/01月号       無線LANに不正接続している端末をあぶり出せ!

89          2015/02月号       飛び交う無線LANフレームをすべてキャプチャーせよ!

90          2015/03月号       Wiresharkで無線LANのCSMA/CAを調査せよ!

91          2015/04月号       無線LANの不正端末の位置を Wiresharkだけで特定せよ!

92          2015/05月号       有線インターフェースでIoTマイコンを接続せよ!

93          2015/06月号       SPDY/3にしたときと、しないときの違いを調査せよ!

94          2015/07月号       電波が混雑した環境でのBLEの接続性を検証せよ!

95          2015/08月号       IoT向けプロトコルMQTTをラズパイで調査せよ!

96          2015/09月号       LANケーブルの不具合を遠隔地から調査せよ!

97          2015/10月号       無線LANにUSB3.0が与える影響を調査せよ!

98          2015/11月号       ドローンが飛ぶ上空の電波状況を調査せよ!

99          2015/12月号       無線LANの「MU−MIMO」の効果を検証せよ!

100        2016/01月号       連載100回記念スペシャル 無線LANの天敵を再確認せよ!

101        2016/02月号       M2M向けイーサネットのセキュリティを高めよ!

102        2016/03月号       接触不良のケーブルによる スイッチの挙動を調査せよ

103        2016/04月号       IoT用プロトコルの有望株 CoAPを調査せよ!

104        2016/05月号       シリアルインタフェースをソフトウエアで実現せよ!

105        2016/06月号       ラズパイ3の無線LAN通信を調査せよ!

106        2016/07月号       QUICは本当にクイックなのか調査せよ!

107        2016/08月号       お金をかけずに無線LANトラブルを解決せよ!

108        2016/09月号       Wi−Fiの電波状況と消費電力の関係を調査せよ!

109        2016/10月号       MTUとスループットの関係を調査せよ!

110        2016/11月号       MACアドレスがあふれたらL2スイッチはどう動く?

111        2016/12月号       LoRa変調はFSKより電波が飛ぶか確認せよ!

112        2017/10月号       IPアドレスが競合した場合のIoT無線デバイスを調査せよ!

113        2017/11月号       通信規格でIoT機器の消費電力は変わるのかを調査せよ!

114        2017/12月号       貧弱な通信環境でIoT向け 通信が使えるかを調査せよ!

115        2017/1月号         アンテナの高さと電波の飛び方を調査せよ!

116        2017/2月号         セキュアでレスポンスの良いIoTシステムを構築せよ!

117        2017/3月号         今あえて、アナログモデムの変調技術を調査せよ!

118        2017/4月号         無線LAN接続のIoTデバイスが増えると何が起こる?

119        2017/5月号         工場で発生するノイズのLANへの影響を調査せよ!

120        2017/6月号         IoT無線機器のアンテナと電波の飛び方を調査せよ

121        2017/7月号         Raspberry PiでIoT機器の監視システムを構築せよ!

122        2017/8月号         IPカメラの危険性を調査せよ!

123        2017/9月号         IoT向け通信機器におけるアンテナの不思議を探れ!

124        2018/10月号       IoTで注目される6LoWPANの謎を解明せよ!

125        2018/11月号       920MHz帯の無線を使うWi−SUNの通信を解析せよ!

126        2018/12月号       IEEE 802.11acの通信品質を調査せよ!

127        2018/1月号         Raspberry Piでパケットをキャプチャーするコツを調査せよ!

128        2018/2月号         IPアドレスが不明なIoT機器に遠隔接続する方法を調査せよ!

129        2018/3月号         ルーターにつなぐだけでネット全体を保護する機器を調査せよ!

130        2018/4月号         業務ネットワークに産業用機器を接続したらどうなるか調査せよ!

131        2018/5月号         複数のIoT端末から情報収集できない理由を調査せよ!

132        2018/6月号         AIスピーカーで重要な会話が外部に漏れないか調査せよ!

133        2018/7月号         Sigfoxを使った通信の特徴を調査せよ!

134        2018/8月号         IoTの通信を暗号化した場合の影響を調査せよ!

135        2018/9月号         TLSの通信パケットを復号する方法を調査せよ!

136        2019/1月号         通信プロトコルAMQPはIoTに向いているか調査せよ!

137        2019/2月号         ワイヤレス充電がLANに与える影響を調査せよ!

138        2019/3月号         LANケーブルの切り替え器や切断器を調査せよ!

139        2019/4月号         TLS 1.3の安全性を調査せよ!

140最終回        2019/5月号         PCからは見えない 無線LANを調査せよ!(IEEE802.11ax)

 こうして、タイトルを見ていくと、それぞれの時代を感じます。連載初期の無線LANの速度は11Mbps とか54 Mbpsでしたが、最終回のIEEE802.11ax の論理最高速度は4.8Gbps と、とんでもなく高速化されています。2011年には、まだIoTの用語は使っていませんが、短距離無線通信規格「ZigBee」 をとりあげ、2014年以降は、IoT/M2M的要素や無線ネタが 増えています。また、2011年の震災後の夏から秋には、省エネネタが続き、それぞれの当時の時代を映しています。 長い連載中にインターネット技術の高度化と高速化、そしてその応用範囲の拡大を目の当たりにできたことを嬉しく思います。

さて、日経ネットワーク誌での連載は、5月号で終わりますが、他の雑誌媒体では引き続き連載記事を書いておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。